マイホーム住み替えの流れ
売るのが先?買うのが先?
「今の家を売って、新しい家に住み替えたい」
住み替えの際に大切なのは、売るタイミングと買うタイミングをどう合わせるかです。
今住んでいる家の売却と新しい家の購入の時期が合えば、引っ越しが1回で済み仮住まいも必要ないため理想的なのですが、実際には、今の家が思ったより売れにくく時間がかかってしまったり買いたい家がすぐには見つからなかったりと、なかなか思い通りにはいかないようです。
住み替えには、大きく分けて次の2つの進め方があります。
- 今の家を売ってから、新しい家を探す(売却先行)
- 新しい家を先に買ってから、今の家を売る(購入先行)
どちらが適しているかは、お金の事情や売りたい物件の状況によって変わります。当社では、お客様のお話をじっくりうかがった上で、一番負担の少ない進め方をご提案いたします。一緒に方向性を決めていきましょう。
💰→🏠
売却先行型:
「資金に余裕を持って進めたい」方におすすめ
今の家の住宅ローンがまだ残っていたり、売れるまでに時間がかかりそうな物件の場合は、売却を先に行う方法が向いています。
先の売却によって次の家の購入で使えるお金がどれくらいかがはっきりするため、無理のない購入資金計画を立てることができます。
売却先行 たとえばこんなケースに…
- 住宅ローンの残債がある
- 売りたい家が郊外で、すぐに買い手が見つかるか心配
- できるだけローンを増やさず新しい家を買いたい
売却先行のメリット
- 今の家の売却が先に決まるので、次に買う家の予算が明確になる
- 売却を急ぐ必要がないため、希望の価格で売りやすい
売却先行のデメリット
- 次に住む購入物件を速やかに決めてすぐに引っ越すことができなければ、一時的な仮の住まいを借りる必要がある
(引っ越しが2回になり、そのぶん費用や手間がかかる)
売却先行のポイント
購入資金の見通しが立てやすいため、住宅ローンの残高が多い方にも安心です。
仮住まいのリスクはありますが、全体として堅実な方法です。
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購入先行型:
「住みたい家が最優先」の方におすすめ
今の家が駅近や人気エリアの物件など売れやすい物件であれば、先に新しい家を決めてから、今の家を売却する方法もあります。
新しい家への引っ越し時期をコントロールすることができ、引っ越しが一度で済むのも大きなメリットです。
購入先行 たとえばこんなケースに…
- お子さんの進学や転勤などで、希望の時期までに引っ越したい
- 今の家の立地が良く、すぐに売れそうな見込みがある
- 家にこだわりの条件があり、希望に合った物件を買いたい
購入先行のメリット
- 希望に合う物件を納得いくまで探せる
- 仮住まいをはさまず、1回の引っ越しですむ
購入先行のデメリット
- 今の家が売れる価格や時期が未定のまま新しい家の購入手続きを進めることになるため、資金計画が立てづらい
- 売却に時間がかかると、購入と売却のローンが重なってしまうことがある(二重ローン)
購入先行のポイント
新居にこだわりたい方に向いています。
ただし、売却が予定通りにいかないと資金面で不安が出る場合もあるため、購入資金の確保やローンの管理について慎重な検討が必要です。
タイミングを読むのはむずかしい
購入も売却も一つの相談窓口でスムーズに
住み替えを進めるときに大切なのは、「売る」「買う」どちらを先にするにしても、「思い通りに進まないことがある」前提で、余裕をもったスケジュールと資金計画を立てておくことです。
当社では、住み替えに必要な流れを一つずつ確認しながら、お客様にとって無理のないプランをご提案いたします。
売却と購入の両方を同じ窓口でご相談いただくことで、タイミング調整や手続きの一元化が図れ、不安や負担の軽減にもつながります。
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不動産会社に相談し、ご自身の状況に合った住み替えの方法を検討します。
今の家がいくらくらいで売れそうか、簡易査定を受けて相場を確認します。
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不動産会社と
媒介契約を結び、今の家の売却活動を始めます。
購入希望者の内覧に備えて、室内の整理や掃除なども並行して行います。
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売却価格の見込みが立ったら、購入に使える予算も見えてきます。無理のない資金計画を立て、新居の条件を整理して物件探しを始めましょう。
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引き渡しの時期や売買代金の支払い方法など、不動産会社を通じて具体的な条件を調整します。
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価格や条件が整ったら、買主と売買契約を結びます。契約締結により売却が正式に決定します。
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売却が決まったら、新居の購入に向けて物件を絞り込みます。購入手続きの準備も進めます。
もし新居の引き渡しが売却より遅れる場合は、仮住まいの手配も必要です。
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住宅ローンを利用する場合は、金融機関との契約を進めます。
旧居の引き渡しまでに新居が間に合わない場合は、仮住まいの賃貸契約を先に進める必要があります。
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売却契約に定めた「引き渡し日」までに引っ越しを終え、旧居を空けておきます。
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売却代金の決済が完了し、買主に鍵を渡して旧居の引き渡しが完了します。
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売却の引き渡しまでに新居が決まらなかった場合は、引き続き物件探しと購入活動を続けます。
仮住まいの期間を想定した生活設計が必要になります。
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不動産会社に相談し、ご自身の状況に合った住み替えの方法を検討します。
あわせて、今の家がいくらくらいで売れそうか簡易査定を受けておおよその相場を確認しておきましょう。
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購入に使える予算やローンの借入可能額を確認し、新居の条件を整理したうえで、希望に合う物件を探します。
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気になる物件を見学し、立地や間取り、周辺環境などを確認しながら購入候補を絞り込みます。
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買いたい物件が決まったら購入申込を行い、売主側と引き渡し日や支払い条件などを調整します。
同時に住宅ローンの事前審査も進めましょう。現在の家のローンが残っている場合は借入条件に影響することもありますので、事前によく相談しておくことが大切です。
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条件が整ったら、購入物件の売買契約を締結します。契約締結により購入が正式に決定します。
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新居の購入が確定したら、元の家を売却するために不動産会社と
媒介契約を結び、売却活動を始めます。
内覧希望に備えて、室内の整理やクリーニングなどの準備も進めましょう。
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住宅ローンの契約と残代金の支払いが完了したら、新居の鍵を受け取って、正式に引き渡しとなります。
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新居に引っ越しした後は元の家が空室になるため、内覧希望者への対応もスムーズになります。
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引き渡し日や売却代金の支払い方法など、不動産会社を通じて売却に関する条件を調整します。
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価格や条件が整ったら、元の家の売買契約を締結します。これで売却が正式に決定します。
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買主から売却代金を受け取り、鍵を渡して引き渡しをします。住み替えの全体が完了です!
元の家の売却が長引くと、購入と売却のローンが一時的に重なり「二重ローン」となる可能性があります。こうしたリスクも踏まえて、無理のないスケジュールや資金計画を立てることが大切です。
無料の住み替え相談
ご希望の場所で、短時間でもご相談可能です
一都三県エリアでの住宅売買を対象に、住み替えに関する無料相談を承っています。
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「家の近くまで来てくれるなら話してみたい」という方も歓迎です。ご都合の良い場所までスタッフがうかがいます。
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ご相談のお話しをする場所は、お近くのカフェやファミレス、または、プライバシーを守れる当社提携のコンサルオフィスなど。
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所要時間は1時間程度。会社のお昼休みやお買い物のついでなど短時間でもOKです。
まずは気になることから、お気軽にご相談ください!